今月2日、宮崎空港で不発弾が爆発したことを受けた対応です。
国土交通省は、16日夜、爆発が起きた箇所の周辺で、ほかに不発弾が埋まっていないかを調べる磁気探査を行いました。
今月2日、宮崎空港の誘導路で戦時中にアメリカ軍が投下したとみられる不発弾が爆発。これを受けて、国土交通省は、16日夜、空港でほかにも不発弾が埋まっていないかを調べる磁気探査を行いました。
(武澤直穂記者)
「午後11時の宮崎空港です。あちらでは作業員による磁気探査が行われています」
今回、磁気探査が行われたのは、不発弾が爆発した誘導路周辺の35メートル×50メートルの範囲です。
磁気探査では、地表から2メートル下までの鉄類の探知が可能なセンサーを使用。
調査の結果は数日かけて専門業者が解析し、不発弾の存在が判明した場合、速やかに撤去を行うということです。
(宮崎空港事務所 加藤浩介空港長)
「一日も早く、利用者の皆さまに安心して空港を利用いただけるように、環境を整備していきたいと考えている」
国土交通省は、今月末をめどに、今回調査した以外の箇所も調査を行いたいとしています。
また、これまでに不発弾が見つかっている福岡・那覇・仙台・松山の各空港でも調査を実施する予定です。
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