“秋のむくみ”原因は?

むくみ外来のある都内のクリニックには、足のむくみを訴える患者が多く訪れているといいます。
なぜ秋にむくみが起こりやすいのでしょうか?

東京血管外科クリニック 榊原直樹医師
「昼間は暑いので、夏と同じように水分を摂る。
夜は寒くなり、昼間に摂った水分が体に残っている段階で、寒さによって血流が悪くなる。すると、むくみやすくなります。」

“秋のむくみ”は寒暖差が原因で引き起こされます。
むくみの主な原因は、血流が悪くなり、皮下脂肪に水分がたまることです。
血流が悪くなると、水分量のバランスが崩れ「むくみ」となります。

秋の日中は温かいので夏のような薄手の格好で冷たいものを摂りすぎてしまう傾向にあり、さらに夜は冷え込むので、身体が冷えて血流が滞ってしまうのです。

恵俊彰:
昼間は暑いからついつい飲み食いしちゃうけど、夕方になるとちょっと涼しくなるから長袖を着たりして汗が出ないままになりがちですね。

古谷有美アナウンサー:
男性の皆さんはむくみを感じることはありますか?

弁護士 八代英輝:
むくまないように着圧ソックスを履いてます。結構ぎゅうぎゅうです。

恵俊彰:
何にもしてません。むくみっぱなしだと思う。

厚生労働省の調査によると、全国で足のむくみやだるさを感じている人は約382万人。
そのうち男性が約108万人、女性が約274万人で、女性が約7割を占めています。

足のむくみに密接にかかわる「ふくらはぎ」の筋肉の量が、女性の方が少ないので男性より水分がたまりやすいとされています。