きょう未明、高畠町のコンビニエンスストアに刃物とみられるものをもった男が押し入り、店員を脅して現金を奪って逃走しました。
男は店を出て、徒歩で東のほうに逃げたことがわかっていて、警察が行方を追っています。
松浦亜実 記者「強盗事件があった現場です。現場には規制線やブルシートが張られ警察官が出入りしている様子が見られています」

警察によりますときょう午前2時ごろ高畠町高畠のローソン高畠中央店に男が押し入り、20代の女性のアルバイト店員にタオルを巻いた刃物のようなものを突き付け「お金を出してください」と脅しました。

男は店員に刃物のようなものを突きつけたまま、陳列棚からレジカウンターまで 一緒に移動し、レジ近くにあった手提げ金庫の中から店員が取り出した現金およそ13万円を奪い徒歩で逃げました。
事件当時、女性店員は1人で勤務していてけがはないということです。

男は店の正面から入り、正面から外に出た後、徒歩で東の方向に逃走しました。
現場は、高畠町役場からおよそ300メートル東の町の中心部にある住宅街でした。
近所の人によりますと、春ごろから付近で空き巣が数件発生していたということです。

近所の人「(夜は)コンビニはやっていますけど誰も歩いていなくて本当に1人で店員さんがいるイメージしかなかったから怖かった」

逃げた男は、身長160センチから170センチくらいで体格は中肉から細め。紺色のジャンパーにベージュのズボン黒の運動靴をはいていました。
年齢はわかりませんが、白のマスクに水色の手袋をしていたということです。

訛りや方言はありませんでした。
タオルを巻いた何らかのものをもっていて、柄が確認できたことから刃物だったとみられています。
警察は現場近くで検問を行ったほか、防犯カメラの映像を分析するなどして、犯人の行方を追っています。
