山口県職員の初任給の大幅な引き上げや、配偶者の扶養手当の段階的な廃止を県人事委員会が知事に勧告しました。

県人事委員会は、人材確保が困難な状況を踏まえ、県職員の初任給を大卒で2万3200円増の22万7500円に、高卒で2万4000円増の19万6200円に引き上げるよう勧告しました。2万円を超える上げ幅は過去最大ということです。一方、月給についても2.86%、ボーナスについては年間0.10か月分の引き上げを勧告しました。

また、来年度から段階的に実施するものとして、配偶者への扶養手当6500円を廃止し、子どもについての手当を1人当たり1万円から1万3000円に引き上げるよう勧告しました。

村岡知事は「十分内容を検討し対応していきたい」としました。