テロリストの侵入を水際で防ごうと5日、関係機関が連携を確かめる訓練が山口県下関市でありました。

訓練には門司海上保安部や警察など20の関係機関から、およそ80人が参加しました。
着岸した外国の客船にテロリストが乗船しているという想定です。通報を受けた警察が周囲の立ち入りを制限し、警戒にあたります。テロリストは発見されるとピストルと刃物を持って抵抗します。

海上では仲間のテロリストが小型船に乗って逃走します。停船命令に応じず、しばらく逃走を続けますが海保の巡視艇などが制圧しました。
門司海上保安部警備救難課 吉田一也課長
「この訓練を踏まえて引き続き水際態勢の強化を進めていきたいと思っております」
消防による負傷者の救助訓練も行われました。














