台風19号による豪雨被害から5年です。甚大な被害を受けた宮城県丸森町では12日、追悼式が開かれ参列者が犠牲となった人たちを悼みました。

丸森まちづくりセンターで行われた追悼式には、遺族や関係者およそ70人が出席しました。

丸森町では、2019年10月の台風19号による豪雨で、県内で最も多い11人が死亡、1人が行方不明になっています。

式では、保科郷雄町長が追悼の言葉を述べました。

保科郷雄丸森町長:
「次の新しい時代に向かって、前を向いて歩み続けることをここにお約束いたします」

台風19号で家族を亡くした天野民子さん:
「長かったというより、やっと5年かという感じで。ほぼ毎週のように(慰霊碑に)いってしゃべったり(している)」

参列した人たちは花を手向け心静かに手を合わせていました。献花台は、午後3時まで設けられています。