宮崎を代表する観光地「青島」といいますと、神社にお参りしたり、海を楽しんだりと、昼間に観光するというイメージが強いですが、「夜の青島」を楽しんでもらおうという企画がスタートします。
そのターゲットは外国人観光客。神秘的な夜の青島を国内外へ発信する取り組みが始まります。
宮崎市の青島。
この宮崎県を代表する観光地の新たな魅力を発信しようというイベントが12日から始まります。
(長友幸生記者)
「初めて行われる今回の企画では、本殿をはじめあらゆる場所がライトアップされ、幻想的な空間となっています」
それが、「夜の青島」の魅力発信。
青島神社をライトアップして神秘的な雰囲気を楽しんでもらおうというものです。
ライトアップが行われるのは、12日から来月17日の日が沈んだころから午後9時まで。
さらに、期間中の5日間は1500円の入場料で、本殿や元宮に続く絵馬がかけられたトンネル、御成道に入ることもでき、普段は見ることができない青島神社を楽しむことができます。
この企画を実施するのは、宮崎市観光協会。
「夜の経済活動」を意味する「ナイトタイムエコノミー事業」として、特に外国人観光客をターゲットに誘客を図ります。
(宮崎市観光協会 長田将明事務局長)
「インバウンドの観光客が宮崎市は全国的にも少ないという状況がありますので、少しでも増やすひとつになればということで、このコンテンツを作り上げたところです」
また、ライトアップ期間中の特定の日には、有料でスペシャルなイベントも開催されます。
そのひとつが、宮崎市出身の書道家、岩尾諭志さんによる書道パフォーマンス。
パフォーマンスの後には書道講座もあり、ハガキに文字を書く体験も予定されています。
また、夜の本殿で神楽が鑑賞できる企画も。
この企画では、青島の神話や歴史などを学ぶことができる、宮司によるガイドツアーも行われます。
また、有料日の5日間は、青島ビーチパーク「uminoie(うみのいえ)」で、ミシュランシェフ監修の「AOSIMA地魚アジフライサンド」と県産の焼酎をベースとしたカクテルのセット販売も行われます。
(宮崎市観光協会 長田将明事務局長)
「これまでは日中しか案内できなかった青島を夜の素材として案内できるっていうところが一番の新しい魅力にも繋がるんじゃないかなというふうに思います」
ターゲットは外国人観光客ですが、もちろん、県内の方、地元の方も参加可能ですので、詳しくは宮崎市観光協会にお問い合わせください。
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