父のすすめもあり、山本さんは小学校に上がる前からゴルフを始めると、ぐんぐんと上達。
小学6年生の時に全国大会で優勝して日本代表に選ばれたほか、中学校でも九州チャンピオンに輝きました。
ただ、高校に入ってからは上手くいかない日々が続いたと言います。
山本大勢さん:中3くらいからイップスみたいな症状が出始めて、高校に入ってそれが本格的になっちゃって、体が震えたり、頭が真っ白になってたり
悩む息子に対し、練習では父親らしいアドバイスが送られます。
父・和範さん:楽しくやろうぜ大勢。硬い、硬い、表情が
父・和範さん:いいんですよ、調子悪くても。どうやってそれを乗り越えていくか、いいことなんですよ。僕が言えることは精神的なことしかない
山本大勢さん:あまり深く考えるなと、そういうことしか言われていない。父はとても偉大なので、追い抜くっていう目標でやっているので
父親のサポートもあり徐々に調子を取り戻した山本さん。この夏に行われた中学・高校生の福岡ジュニアゴルフ大会で優勝を果たし、スランプから抜け出しつつあります。

山本大勢さん:大学の4年間でナショナルチームに入って色んなこと勉強して、アメリカで活躍できて稼げるプロになりたいです。プロを目指すのは始めた時から思っているので、それは変わっていない
父・和範さん:応援しなければ本人も続けていけないし夢を追いかけてもらいたいですよね、僕もそうでしたから
憧れのプロを目指す高校生ゴルファー。スポーツの世界の厳しさを肌身で知る父と二人三脚で夢を追い続けます。