米づくりを通して生産の喜びや農業への興味を持ってもらおうと、宮崎県日南市の小学校では稲刈りが行われました。

日南市の酒谷小学校のおよそ7アールの実習田では、6月に児童たちが田植えをしたもち米の稲穂が実り、稲刈りの時期を迎えました。

酒谷小学校では、35年前から授業の一環として米づくりを行っていて、11日の稲刈りには、全校児童13人と地域の人などあわせておよそ30人が参加しました。

児童たちは、地域の人から教えてもらった鎌の使い方を生かして、上手に稲を刈っていきました。

(児童)
「稲を切るところが楽しかった。みんなと一緒に美味しく食べたい」
「難しいけど楽しかった。美味しくたべたい。(どんな風に?)もち!」

11日に稲刈りされたもち米はおよそ350キロほどで、12月に小学校で行われるもちつき大会で使われるということです。