■女王の華麗な“ロイヤルファッション”は目立つため?

ホランキャスター:
エリザベス女王はたくさん功績も残されていますが、今回はファッションについて注目しようと思います。ただ“美しい”という話ではないそうです。


▼1996年に英ケンブリッジ大学を訪問した際は、故・フィリップ殿下が真っ赤なコート、そしてエリザベス女王は赤で揃えた“リンクコーデ”でした。
▼2006年バッキンガム宮殿のパーティーの時は緑。
▼2007年ロンドンのテニスセンター訪問の時は傘の淵までブルー。一色コーディネートというのにこだわりがあるそうです。


▼2014年クリスマスに教会を訪問したときはピンク一色です。
▼2018年に王立芸術院を訪問したときは朱色。
▼2022年5月ロンドンの地下鉄「エリザベスライン」開通式は、全身黄色というときもありました。


全身同じトーンでコーディネートされているのには理由があるそうです。どんな思いがあったのか、イギリス王室に詳しいジャーナリストの多賀幹子さんにお話を伺いました。
「エリザベス女王のファッションの基本は、鮮やかな目立つ色で全身を統一すること。なぜなら、国民にすぐに見つけてもらうため。また明るい気持ちになってもらうため、専属スタイリストと緻密に話し合って決めていた」ということで、かなりこだわりを持ってファッションというものを選ばれていたようです。

井上キャスター:
目から入ってくる情報でも国民を包み込むと。先ほど話がありましたけど、国の危機のときに一言を添えて国を包み込む。やはり人生そのものがイギリスとともにあった方なんだなというのは今回のニュースでとても強く感じます。

慶応大学特任准教授 若新さん:
寄り添うことが決して陰に徹することでなくてもいいと思うんです。民主主義を大切にすればすれほど、時には激しい対立があって、そこで僕ら疲れることもあるわけじゃないですか。そんなときに、それでも一つなんだな、一つにまとまってる中で僕らはぶつかり合えてるんだなってことを思い出すために、このはっきりとした色で思い出してもらう。国や統合されてるものを思い出してもらうってのも試行錯誤の一つだったんだと思いますね。