24年の時を経て、思い出の品が手元に戻ってきました。仙台市内の中学校に埋められていたタイムカプセルを卒業生らが開封し、当時の思い出を振り返りました。

「あらららら~これだ!美人だこと!(笑)今よりスマートだね(笑)」

今月4日、仙台市太白区の中田中学校に集まったおよそ30人の卒業生。見つめているのは、24年前にそれぞれがタイムカプセルに入れた品です。



このタイムカプセルは、1998年6月に、当時45歳だった1968年度の卒業生や当時の在校生らによって校門の脇に埋められました。


当時の参加者:
「70歳の時に元気でいたら、そういうのを家族のだんらんにしたいと思っています」


卒業生が70歳を迎える2022年に開けると定められたカプセルは、今年6月に同期会の役員によって掘り起こされましたが、地震や雨などでほとんどの品が水浸しに…。


約3か月の修復作業を経て、持ち主に思い出の品を引き渡す日を迎えました。