カプセルを埋めた24年前に取材を受けた女性は…


「ごぶさた~お疲れ様ね~」

24年前、このタイムカプセルを埋めた際に、tbcのインタビューに答えていた卒業生の吉村清美さん(69)です。


吉村清美さん:
「水没したんだからしょうがないね、地震とかもあったからね。自分で入れたのはバレーボール大会もあったでしょ、町内で。それに出たときのジャージ姿の写真とかそういうのを入れてんのよ」

当時の写真は、残念ながら水没してしまいましたが、一緒に埋めていた手書きのレシピが見つかりました。


「お好み焼きのレシピだね、これ。長いも、紅ショウガ、焼きそばを入れてお好み焼きをつくったというメニューですね、今でもこのままのメニューでお好み焼きを作るんです」

この24年の間に、大病を患ったこともある吉村さん。それでも明るく過ごせるのは、同級生の力が大きいと話します。

「病気がリンパにも転移してもうダメかなというような、ある程度覚悟したこともあるから、でも病気に負けないで自分で明るく生きようと思って今があるから。何かあった時に同級生の顔とか、イベントがある時に出席してすごく力をもらっている」


24年の時を経てそれぞれの当時の思いに触れた卒業生たち。70歳になる今も、そしてこれからも同級生との交流が続きます。