石破総理発言で株価乱高下

日経平均株価は10月1日に入った瞬間、一時800円近く上がりました。
直前に何があったかというと、石破総理による「10月27日に解散総選挙を行いたいと考えております」という発言です。その発言に対し、市場が反応したと見られています。
選挙は買い?

ニッセイ研究所 研究員 井出真吾氏:
選挙は買いといわれている。過去17回解散総選挙で行われた衆院選で日本株は上がっている。
恵俊彰:
世の中が変わるタイミングっていうことですか?
ニッセイ研究所 研究員 井出真吾氏:
実際に世の中が変わるかどうかよりも「変わるかもしれない」っていう期待感ですよね。
解散総選挙になると与野党ともに大型の経済政策などを言うじゃないですか。
それがまず日本人にはすごく響きますし、海外の投資家も「日本が変わるかもしれない」と期待して、日本株を買いに来る場面があるんですよ。
発言にブレ? 石破総理「利上げする環境にない」

元々は日銀の姿勢を容認すると見れていたが、この発言を受け3日の日経平均株価は大幅に反発、上げ幅は一時1000円を超えました。
経済評論家 加谷珪一氏:
急ピッチで正常化を進めるというイメージが付かないよう、軌道修正した形。
ニッセイ研究所 研究員 井出真吾氏:
徐々に石破総理とマーケットの呼吸が合ってくるはずです。
(ひるおび 2024年10月4日放送より)