開催まで約半年と迫った大阪・関西万博。関西から世界へ、最先端技術で目指す未来とは?パビリオンの“最前線”を取材しました。

「アルファ世代に向けてワクワクする全体像をつくれたら」

 (パナソニックホールディングス 小川理子万博推進担当参与)「ついにここまできたなという感じで。多分、万博会場で一番先頭切って走ってるんじゃないかな」

 パナソニックグループのパビリオン「ノモの国」。子どもたちに自らの感性を解き放って新たな可能性に気付いてもらうというコンセプトです。
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 この建築を託されたのが、ドバイ万博で「日本館」を手掛けた永山祐子さんです。

 (建築家 永山祐子さん)「本当に繊細な構造体ができたかなと思います。これに揺れる要素が加わってくるので」
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 永山さんがこだわる“揺れる”要素というのはパイプにつける光沢のある薄い布。これが風に揺られシャボン玉が集まったようなパビリオンになる予定です。

 茨城県の工場にやってきた永山さん。特殊な形のパイプにどう布を張れば子どもたちがワクワクする世界を生み出せるのか?問題は布の長さにあるようです。

 【作業中の永山さんらの様子】
 「絞りすぎ」
 「引きつれてる」
 「窮屈じゃない?」

 その場でサイズの調整にとりかかります。
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 日が暮れた万博会場。LEDライトで照らした際の布の見え方のチェックを行います。

 (建築家 永山祐子さん)「青とホワイトをMAX(最大)で」

 海風に揺れながら光に反射し様々な表情を見せる布。発色の調整は必要ですがイメージには近づいたようです。

 (建築家 永山祐子さん)「アルファ世代(2010年以降生まれ)に向けてということもあるので、もう少し鮮やかさを足してワクワクするような全体像をつくれたらなと」