世界の大学の最新ランキングが発表され、東京大学は前の年の29位から順位を一つ上げ、28位になりました。
イギリスの教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」は毎年、「教育環境」や「研究の質」など5つの指標をもとに世界の大学のランキングを発表しています。
9日公表された最新のランキングによりますと、日本では東京大学が28位となり、前の年の29位から順位を一つ上げたほか、京都大学が前の年と同じ55位にランクインしました。
1位は9年連続となるイギリス・オックスフォード大学で、2位がアメリカ・マサチューセッツ工科大学、3位がアメリカ・ハーバード大学と、上位10校はイギリスとアメリカの大学が占めています。
アジアでの最上位は、12位の中国・清華大学でした。
今年のランキングは115の国と地域の2092の大学を対象に評価が行われ、日本はアメリカに次ぐ多さである119校が対象となりました。
また、過去4年間でトップ200校に入るイギリスやアメリカの大学が減少した一方、日本は新たに東北大学、大阪大学、そして、今月1日に東京医科歯科大学と統合して「東京科学大学」となった旧東京工業大学の3校がランクインしていて、「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」は「中国と並び、唯一上位に占める割合を増やした国」と評価しています。
注目の記事
水、食料、ガソリン…「1週間の防災対応」でやるべき「備え」 北海道・三陸沖後発地震注意情報、「南海トラフ地震臨時情報」発表時に学ぶ対応

【青森県東方沖地震】3メートルの津波って危険なの?津波は海面全体が持ち上がり襲ってくる…「波」と「津波」の違いと、津波が恐ろしい”その理由”

【青森県東方沖で地震】知っておきたい4段階の『長周期地震動』遠くまで伝わるゆっくりとした揺れ

災害用の備蓄品「何日分必要か」実例を紹介 4人家族「飲み水だけで84リットル」他に何が必要か

災害時の家族の「安否確認」どうする?伝言ダイヤル「171」 使い方を解説 地震発生時の“通信障害”に備えよう

北海道・三陸沖後発地震注意情報の発表基準となる「モーメントマグニチュード」って何? 通常のマグニチュードとの違いは?









