物価の上昇が長引くなか、8月の実質賃金は3か月ぶりにマイナスに。夏や年末はなにかと出費がかさみますが、秋こそ節約のチャンスかもしれません。

夏の電気料金が影響? 消費意欲が低下

井上貴博キャスター:
夏が終わり、年末年始にかけて出費がかさみやすい時期です。秋の“消費意欲”についてのアンケートでは様々な声がありました。(※1.)

【消費に意欲的
・季節的に涼しくなって外出したい
・秋冬物の衣服を購入したい
・秋の味覚が出回るから

節約志向
・夏休みにお金を使いすぎた
・夏の電気料金が2万円超、贅沢品を買う余裕がない
・夏の電気代・旅行などで節約モード

10月の消費意欲指数は、100点満点中44.4点と、前の月と比べて-1.4pt、また前の年と比べると-2.1ptとなりました。(※1.)

やはり物価高の影響で消費意欲が低下しているのでしょうか。

“消費意欲”が下がり気味なのは、▼外食、▼ファッション、▼日用品、▼書籍・エンタメ、▼スマートフォン、携帯代ということです。(※1.)