アートや音楽にも

さらに、社会参加の場も作り出しました。
RKB 金子壮太記者「こちらの施設では障害者の方が仕事としてアート活動に取り組んでいます」

障害者がアート活動を通して社会と関わるための事業所「JOY(じょい)倶楽部」です。

絵画や芸術を専門にする「アトリエブラヴォ」と、音楽の演奏をする「ミュージックアンサンブル」に現在、44人の障害者が在籍。国内外でのアート活動や演奏を通して、収入を得てきました。

おがた小児歯科医院 緒方克也さん「彼らがだんだん成長して大人になってここにたどり着いたんだなと、あの頃はわからなかったけど、来てみればここだったんだと、こういう形はこの人達には必要だったんだろうなと受け入れています」
訪れた人が涙した演奏会

演奏会では、お客さんも含め会場全体が一体となり、音楽を楽しみます。

訪れた人「すごく楽しい曲でたくさんあって、皆さんの演奏で感心しました」
訪れた人「懐かしい曲とか聞かせてもらってよかったです。すごく上手で感動しました。涙が出てきました」

演奏した田中恵さん「たくさんの拍手、嬉しかったなと思う。落ち着いて踏ん張りました」
演奏した松尾はづきさん「楽しかったです。また、練習頑張ります」

保護者「楽しく演奏している姿を見て、本当にありがたいなぁと本当に幸せだなぁと本人も親もそう思っています」

おがた小児歯科医院 緒方克也さん「あの人たちの演奏聞きたいね、福岡市にはこの素晴らしい文化があると言われた時に私たちの活動は市民権を得たと思っています」

45年前、日本初の障害者歯科医院を開業、福祉事業まで手掛けるなど走り続けてきた緒方さん。
11年前に歯科医院の運営は後輩に譲りましたが、児童発達支援センターと障害福祉サービス事業所では、まだトップを務めています。














