能登豪雨による土砂崩れで道路が寸断され、一時孤立状態に陥った石川県輪島市の南志見(なじみ)地区。地震で人口流出が進み、存亡の危機に立たされている地域のいまを取材しました。

MRO北陸放送・町野拓巳 記者「名舟漁港に繋がる川の河口では、大量の流木が橋に流れ着いたままの状態になっています」

河口には大量の流木が

輪島市南志見地区で、飲食店やゲストハウスを営む奥田和也さんです。豪雨が襲った当時の様子を話してくれました。

奥田和也さん「橋の柵を乗り越えるくらい水量が多くて、山から土砂とか倒木とかすごく溜まっていてあふれている感じだった」

奥田和也さん

奥田さんの店舗は無事でしたが、近くの住宅などは流されたほか、生命線の水道管も破壊され、地区が壊滅的な被害を受けました。