沖縄出身のラッパーAwichさんと国際交流などを手掛けるHelloWorld(ハローワールド)が取り組む無償の英語学習プロジェクト「まちなか留学」の報告会が開かれました。

「まちなか留学」は、経済的に生活が苦しい世帯の若者に異文化交流を体験してもらおうと、県内に住む外国人の家で1泊2日のホームステイを無償で提供するものです。


先月28日に北谷町で開かれた報告会には、「まちなか留学」の参加者と、このうち特別にアメリカ・アトランタへ無償で留学した3人が、異文化交流を通して学んだことなどを報告しました。

農業について学んだ高校1年生の高江洲にぎわさんは、海外で得た知識を活用して農家になり、世界の役に立ちたいと話しました。

▽高江洲にぎわさん
「品種改良したら寒いところでしか食べられないものも、沖縄でも食べられる。そういうことができるようになると考えています」

ことしのまちなか留学の参加者は100人で、主催者は今後も取り組みを継続したいとしています。