政治には「期待していない」 ひとり親家庭への長期支援を具体的に
石破新総理となり、今月27日には3年ぶりの衆議院議員総選挙が行われる見通しだ。立憲民主党の代表選、自民党総裁選などもあり、政治のニュースが連日注目されているが、Aさんは政治に「期待していない」と嘆く。
Aさん(47)
「子どものいる家庭へのバラマキはやめてほしいです。その時はやっぱりありがたいんですけど、長期的な支援にはなっていないですし、ひとり親家庭への風当たりが強くなると感じています。長期的にみた支援、食料支援などを具体的に考えてほしいと思っています」
キッズドアの渥美さんも、行政の支援をもっと拡充する必要があると訴える。
キッズドア 渥美未零さん
「私たちが支援しているひとり親家庭の中には、生活保護を受けられるような生活水準の家庭も多くあります。しかし、大学進学といった子どもの将来のことや、学校で冷たい目を向けられないようにと考えて、仕事に、家事に、育児にと踏ん張っています。
DV被害にあって離婚した家庭や多子家庭など状況も様々ですし、行政の支援からこぼれ落ちてしまう家庭に対して、物資や情報、体験、就労といった面で支援していく必要があると感じています」