“裏金議員”原則公認へ ナゼ? 比例重複も容認?

喜入友浩キャスター:
まず次の選挙についてです。
自民党は裏金問題に関わった議員について、原則公認する方向で調整しているということです。また、比例との重複立候補も認めることを検討しています。

そうなると、仮に選挙区で有権者が「ノー」を示し落選したとしても、比例で拾われると、民意との隔たりが生まれるわけです。

上村彩子キャスター:
裏金議員の公認、重複立候補も認めると、石破総理の言っている“納得と共感”とはかけ離れているようにも思えるんですが…

TBS政治部 官邸キャップ 中島哲平 記者:
国民感情からしたら、裏金に関わった議員を公認するのはちょっと違うのではないかと、もっと厳しい対応を求めてほしいという声が大半だと思います。一方、自民党内では一度決まった処分を、もう一度やり直すのはルール違反ではないかという話があります。石破総理自身、ルールを守ることを大事にしている政治家ではあるので、一度決まった処分に関しては覆すべきではないのではないかという思いを持っているようです。ただ、それで国民が納得すると思ってはいないのも重々わかっているので、この週末、どのような形だったら国民の理解をある程度得られるのかを党幹部と話し合いをするようです。

喜入キャスター:
石破総理の本心としてはどう考えているんでしょうか?

中島哲平 記者:
石破総理としては、ある程度国民の納得を得るためには厳しい処分をしなければいけないという思いは持っていると思うのですが、党内運営を考えていったときに、安倍派の議員を厳しく処分しすぎると、今後の政権運営にも影響が出てきてしまうと考えます。
また、安倍派にも優秀な議員は多いので、今後政権を運営していく上で、どうしても力を借りなければいけない場面も出てくると思います。県連や地元の声も総合的に判断して、今後の公認や比例の重複を検討していきたいのだと思います。