石破総理はきょう、就任後初めて所信表明演説に臨みました。総裁選で掲げた政策が消えるなど、「石破カラー」が薄れる内容となり、野党からはヤジが相次ぎました。
石破総理の“国会デビュー”は波乱の幕開けとなりました。
石破総理
「政治に対する信頼を取り戻し、日本の未来を創り、日本の未来を守りぬく決意です」
所信表明演説で石破総理がまず訴えたのは、裏金問題で失われた政治の信頼回復です。
石破総理
「政治資金問題などをめぐり、国民の政治不信を招いた事態について、深い反省とともに触れねばなりません」
総裁選でも掲げてきた5つの「守る」を訴える間も…
石破総理
「私はルールを守る、日本を守る、国民を守る、地方を守る、若者・女性の機会を守る。これらの5本の柱で日本の未来を作り、未来を守ります」
怒号が飛び交う中、特に重点的に訴えたのが、ライフワークでもある「安全保障」、そして「経済」です。2020年代には、最低賃金を全国平均で1500円とすることを目標に努力を続けると決意を示しました。
しかし、▼地方創生交付金を増やすことや▼「防災庁」の設置に向けた準備など、総裁選での公約を訴える一方、▼アジア版NATOの創設や▼日米地位協定の改定、▼選択的夫婦別姓の導入などは所信表明には盛り込まれませんでした。
その理由とは…
政府関係者
「総理の思いが変わったわけではない。衆院選が終わってから本格的に始動することになるだろう」
所信表明を聞いた野党からは…
立憲民主党 野田佳彦 代表
「総裁選挙の時には極めて具体的に熱っぽく語っていたことが全然入っていないんですよ。国民に信を問うとするならば何を問うんだろうと」
日本維新の会 馬場伸幸 代表
「国民の視点に立った、国民側の考えに基づいた発言が全て封印されていて、政策にも全く活かされていない」
共産党 田村智子 委員長
「ここまで自民党政治が劣化してしまっているのかという中身の無さだったと指摘をしなければなりません」
こうした中、自民党では27日に予定される衆議院選挙の公認をめぐり、新たな動きも。
複数の関係者によると、派閥の裏金事件に関わった議員について、地元組織から公認候補予定者としての申請があるほか、議員本人が再発防止策を提出するなど一定の条件を満たせば、原則、公認する方向で調整されているということです。
また、比例代表との重複立候補を認めることも検討されています。
石破総理は…
石破総理
「そのような報道を拝見しました。それについては何も決まっておりません。(Q.旧安倍派幹部に今後ヒアリングする考えはあるか)必要であればしたいと思っています」
石破総理は国民の「納得と共感」を得られるのでしょうか。
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