2日、宮崎空港で起きた不発弾の爆発を受けた対応です。
国土交通省は、宮崎空港で不発弾が埋まっていないか、緊急調査を実施する方針を明らかにしました。

2日、宮崎空港で発生した不発弾の爆発。
滑走路に向かう誘導路で発生し、爆発の2分前には、航空機が近くを走行していました。

爆発したのは、戦時中に投下されたアメリカ軍の爆弾。宮崎空港では、これまでも繰り返し不発弾が見つかっていました。

今回の爆発を受け、国土交通省の斉藤鉄夫大臣は…

(国土交通省 斉藤鉄夫大臣)
「航空機の運航の安全に影響を及ぼしかねない事案があったと受け止め、今回の事案発生を踏まえ、必要な対応を行い、引き続き、航空の安全安心の確保を図ってまいりたい」

斉藤大臣は、宮崎空港で緊急の調査を実施する方針を発表。
運航の安全に影響がおよぶ可能性がある箇所について、速やかに磁気探査を実施するとしています。

国交省は、過去に不発弾が見つかった福岡空港、那覇空港、それに、仙台空港でも順次、調査を行う予定です。