盛岡市の南昌荘で3日始まった展示会の会場では、海野さんが作った100体以上の人形がさまざまなシーンを再現しています。

人形は粘土で顔をかたどり、端切れを貼ったあと、針金を使って手足の動きの躍動感を演出します。

(海野一枝さん)
「昭和30年代の私が育った頃のイメージで作っている。知らず知らずにそういう感じになります。自分を作っているのもあるし友だちの顔を思い出して作るものもあります」
こちらの作品は、徒競走や大玉転がしなど、見る角度によって運動会のさまざまな競技を楽しむことができます。

(来場者)
「顔が小さすぎないで、日本人的な人形でそこが素敵だと思います」

懐かしさと温かさを感じることができる創作人形の展示会は、6日・日曜日まで盛岡市の南昌荘で開かれています。