8月の岩手県内の有効求人倍率は1.21倍で、2か月続けて前の月を上回りました。

岩手労働局によりますと、8月の県内の企業が求める人材の数=有効求人数は2万5302人で、前の月より8人減りました。一方で仕事を求める人の数=有効求職者数は前の月より347人少ない2万947人でした。有効求人倍率は1.21倍で前の月を0.02ポイント上回り、2か月連続で前の月を上回りました。

求職者数の減少が求人数の減少を上回り、有効求人倍率が押し上げられているとして、岩手労働局は「雇用情勢は弱さが続いている。引き続き物価上昇等の影響に注意する必要がある」としています。