鹿児島県教育委員会は2日、来年度の公立高校の募集定員を発表しました。県全体の定員は3年連続で減少し、過去最少を更新しました。

公立高校の募集定員は、少子化などの影響で減少傾向が続いています。

奄美高校の機械電気科は、2021年度から毎年40人以上の定員割れの状態が続き、来年度、これまでの2学級から1学級に減らします。

これにより県全体の募集定員も今年度から40人減って3年連続で減少し、記録が残る1962年以降、最も少ない1万1970人となりました。公立高校の学力検査は来年3月5日と6日に行われ、合格発表は3月13日です。

なお、県教育委員会では、県内全ての公立高校68校を紹介するポータルサイトを今年度初めて開設していて、進路選択に役立ててほしいとしています。