飛ぶように売れる新米でも「助けてこのままじゃ生きていけない」
生産者の苦境 JAが水田に記者を呼んで訴えた

コメの価格が高止まりする中、JAグループ福岡がコメ作りの現状を知ってもらおうと現地説明会を開きました。
価格が上がっても経営は非常に厳しいと生産者は訴えています。
「甘みあっておいしい」新米の味

RKB 江里口雄介記者
「JA嘉穂の元気つくし、新米をいただきます。美味しい、粒もたって、甘みもあっておいしいです」
「令和の米騒動」と言われる中、コメの価格や農家の現状について正しく知ってもらおうとJAグループ福岡が1日、報道陣向けに開いた現地説明会。
新米の収穫作業などを紹介しました。

Q今年の元気つくしはどうですか?
嘉穂才田農塾第一利用組合 斉藤保生 組合長
「まあ、普通じゃないですかね。今年は日が照るから、同化作用(光合成)が激しいでしょう。それでやっぱり肥料の多いところが、多いようです」
今年は気温の高い日が続いたため、コメの生育が早く追加の肥料をまくなど、例年より手間とコストがかかったと言います。