「堅守」のチーム少人数ならではの強みも

チームの強みは守備。九州大会も5試合で2失点と、堅い守りで勝ち上がりました。

大谷スポーツ少年団・高木剛監督「まず、技術面からいくと守備のチームかなっていうのがあってですね、ピッチャー・キャッチャー・センターラインを中心としたチームと思っています」

野球と同じで1チーム9人でプレーするソフトボール。

部員が少ない大谷スポーツ少年団は紅白戦や試合形式の練習ができません。

大谷スポーツ少年団・高木剛監督「限られた人数ですので、部分部分の練習というのを工夫している」

外野手がランナーとなって内野手の動きを確認することで、守備と走塁の練習を同時に実施。

打撃練習では、監督自らキャッチャーマスクをかぶるなど、様々な工夫で人数が少ないことの悪い面をカバーしています。

逆に人数が少ないことの良い面もあります。

大谷スポーツ少年団・高木剛監督「それもっとダッシュして片手でいいじゃん。両手でいかなくても膨らんでごらん。そう、打球緩いっちゃろ」「1人1人とじっくり向き合える(課題を)具体的にしてあげることで、できた時の達成感。やればできるんだとか、自信にも繋がると思うので」

大谷スポーツ少年団・吉田勝真選手(6年)「監督の指導が、人に集中して、一人一人にちゃんと時間を与えて指導ができている」

細かく行き届いた指導のかいもあり、8月末に行われた別の大会でも、持ち前の堅守と投手陣の好投で、6試合を勝ち抜き優勝を果たしました。