“一筋縄ではない” 盗塁能力の向上

Q:大谷選手の盗塁数、成功率も上がっての対応は苦労したのでは?
清水:

まさに今年、球団が変わったのもありますし、メジャーリーグのルールが変わってきた所も大きいとは思うんですけれども、今年、90%以上の成功率を誇られている。これまではずっと70%ちょっとぐらいの成功率だったという所で、本来、大谷選手は、【走力】もゲームの中ではB評価ぐらいの、かなり速い方の設定はさせて頂いたのですけど、その割に成功率としてあまり高くなかったいう所がずっとあった。そこを踏まえて、元々はC評価というような所をさせて頂いていた。
 今年、特に後半戦ぐらいからかなり実際の盗塁の数も急激に伸びてきて、世の中のユーザーの方が見る大谷選手のイメージが盗塁をドンドンする選手だ、という風に変わってきたと思うので、皆さんのイメージする大谷選手像を再現するに当たっては、やはりCよりはもっと上げていかなければいけないという所と、先ほどの成功率9割以上という所を加味しまして今回改めて、能力の再設定という所を行ってから、今回からA評価という所にさせていただいたという経緯はあります。

Q:足の速さと盗塁の上手さはゲーム上の表現としてはどういうような形に
清水:

盗塁の能力と走塁の能力とゲームの中では分けて設定させて頂いてはいるんですけど、盗塁能力にが高いという所だと盗塁の時のスタートのスピードが速いっていう所の能力になる。走力というのは、やはりベースランニングのスピードという所が能力に反映されているという所にはなります。
 まぁ、盗塁・走力が同じBだったとしても、盗塁能力によってスタート、盗塁の時のスタートのスピードを、初速のスピードがかなり変わってくる所にはなる。今回、【大谷選手も急に足が速くなった訳ではない】とは思ってますけども、なぜ盗塁が増えたのか、となると、やはりその判断、その盗塁のスタートを切る判断だったり、相手の癖を読んだりという所でそういった所が今回の今年の大谷選手の盗塁の数の増加に繋がっているという風に考えております。そういった所で盗塁の能力を上げる事で走力はそれほど変えてはないのですけど、盗塁の能力を上げる事で大谷選手のイメージに近づくようにという所で今回設定させていただきました。