オリンピック金メダリストの小平奈緒(こだいら・なお)さんなどを輩出した、長野県茅野市が運営するスケートセンターの今後について検討してきた審議会は、人口や税収の減少などから「原則廃止にすべき」と市に答申しました。

開設から35年を迎える茅野市国際スケートセンター。

平昌オリンピックで金メダルに輝いた地元出身の小平奈緒さんも練習を積んだリンクで、2018年からは小平さんを称えて「ナオ・アイス・オーバル」の愛称で親しまれてきました。

しかし、近年は老朽化が進み、市から諮問を受けた審議会が存続か廃止かについて議論を重ねてきました。

1日に今井市長に手渡された答申は、人口や税収が減少し基金の枯渇も想定される中、今後の設備投資に6億から11億円の資金が必要になるなどとして「スケートセンターの存続は難しく今後原則廃止されるべき」と結論付けました。

その上で仮に存続を認める場合は、目的税など新たな税負担が必要になることや国や県、または諏訪地域6市町村での運営が必要になるといった条件を挙げています。

■茅野市 今井敦(いまい・あつし)市長)
「委員の皆さんも、残したいという思いも持っておられると意見交換の中でもお聞きしている。経営的な視点、運営をするという視点を重視して判断いただいた」

市では答申の内容を「尊重する」としながら運営を続ける可能性についても検討し、1年ほどで結論を示したいとしています。