アルプス館は、国の登録有形文化財に登録されています。

リニューアルでは歴史的な建造物の保存や、長年ホテルを利用してきた愛好者のために伝統を守ることを大切にしています。

和洋折衷のコンセプトでリニューアルされた客室も、ペンダント照明やガラスの障子、軽井沢彫(かるいざわぼり)の家具など、受け継がれてきた調度品を生かし歴史を感じさせるしつらえとなっています。

(佐々木総支配人)「今の人にもいいホテルだねと言っていただけるように考えてリニューアルをしております」

建て替えられた愛宕館(あたごかん)。

伝統を受け継ぎながらスタイリッシュさも兼ね備えた客室としたほか、30室すべてに天然温泉を備えました。

そのほか、自然を身近に感じられるテラス席を数多く設けるなど、新たな試みも行われています。

「訪れた人たちがうたた寝をしてしまうくらい、くつろいでもらえれば」と話す支配人の佐々木さん。

大規模な改修などを終えた万平ホテルは2日にグランドオープンします。