10月26日に熊本空港にオープンする『そらよかエリア』について報道機関向けの内覧会がありました。

旅客以外も楽しめる「三つのエリア」

内覧会が行われたのは10月26日にオープンする『そらよかエリア』です。

そらよかエリアは旅客以外の訪問者を増やすことなどを目的に空港東側の約1万1400平方メートルに整備していて、
①屋外広場の『そらよかパーク』
②五つの飲食店が入る『そらよかダイニング』
③学習施設やレンタカー会社などが入る『そらよかビジターセンター』
の三つで構成しています。

熊本国際空港 山川秀明社長「飛行機を利用しない地域の方が遊びに来るとか、送迎の方、いろいろな方が楽しめるような場になればありがたい」

国際線に「新搭乗口」

そして、国際線では航空機と搭乗口を結ぶコンコースを約140メートル延ばして、搭乗口を三つから四つに増やしました。

記者「増設された国際線の6番スポットです。そのコンコースなどはきょう(10月1日)から利用することができます」

これまで、国際線では一部の利用客はいったんバスなどに乗り、飛行機に横付けした階段を登って搭乗していました。しかし搭乗口からボーディング・ブリッジ(搭乗橋)を通って飛行機に直接乗れることで、雨や風などの影響を受けずに済むケースが増えるということです。

熊本空港の国際線では、韓国と台湾、香港の3路線で合わせて週に23便を運航していて、熊本国際空港の山川秀明社長は「現在路線のない中国大陸や東南アジアなどからも熊本に直接来てもらえるように考えていきたい」と話しました。

今後の国際線の増便などをにらんだ対応で、この二つの事業には約13億円を投じました。