医師不足が深刻な新潟の地域医療。
医療関係者ら集まり、機器の共同利用など効率化について意見をかわしました。

『新潟医療シンポジウム』には、医学部の教授や県内の医師らが出席しました。
CTやMRIを共同利用し、人材を含めた医療資源の効率的な活用をめざし、効果を上げている関西の例をあげて議論しました。

大阪大学大学院 医学系研究科・医学部 富山憲幸教授
「関連病院も二十数個、ネットワークでつないだんです。関連病院の窮状を聞いて、どうしたら維持できるのかというのを考えたときに、遠隔画像診断でサポートするしかないと」

メディカルビットバレー 澁谷裕之理事長
「新潟県医療、暗い話しが多いんですけど、きょうみたいに未来を見て新しい仲間と作っていくというのが、これからの時代、前を向いて明るくするというのが大事だと本当に思います」

病院同士の連携やテクノロジーの活用などで、地域医療の今後の可能性を探りました。