秋の味覚の定番、サケとイクラの値段が上がっているということですが、秋の味覚の代表「マツタケ」にも異変が起きているようです。
“秋の味覚の王様”マツタケ 今年は「岩手県産が好調」

南波雅俊キャスター:
秋の味覚の王様「マツタケ」は、人工栽培技術がなく自然発生したものを出荷しているため、天候に左右されます。雨が降り、最高気温が30度を下回ってくると育ちやすくなるといいます。主な産地は長野県・岩手県だそうです。

長野・上田市では秋の風物詩「マツタケ小屋」がオープンするということです。9月1日から営業している「二幸園」は、3か月間の営業でマツタケを1トン以上仕込むそうで、おすすめは姿焼きとのことです。
二幸園の関啓子社長によると、「雨や湿度もあり、いいかなと。10月の週末は予約で埋まっている」ということです。

9月7日にマツタケを初入荷した長野・青木村の道の駅あおきでは、9月30日は23パック入荷して4500円~2万3500円のものが4分で完売したということです。入荷した日から毎日完売してるそうです。
道の駅あおきの若林崇弘社長は、「去年より入荷時期が早く100パック並ぶ日もあり、出だしは好調だったが、今は少なくなってしまった。今後の雨に期待しています」ということでした。

広島・世羅郡の国産マツタケ販売店「世羅の大地」では、10月6日(日)に「国産まつたけフェス」が行われます。▼大人5000円、▼小学生以下の子ども2500円で、国産冷凍マツタケのつかみ取りができるそうです。大人は1回で平均250グラム、約2万5000円~3万円相当がつかめるということです。
世羅の大地の担当者は「今年は岩手県産のマツタケが好調です」としています。