宮崎県えびの市が企業誘致を進める産業団地に、園芸用品などを扱う福岡県の企業が物流センターを開設することになり、立地調印式がありました。

市が整備した「えびのインター産業団地」に物流センターを開設するのは、園芸用品や農業資材などを扱う福岡県の企業「welzo(ウェルゾ)」です。

30日はえびの市役所で調印式が行われ、村岡市長と、「welzo」の金尾佳文社長が協定書を取り交わしました。

「welzo」が開設する物流センターでは、南九州エリアの営業・物流拠点施設として、植物の苗や肥料といった家庭園芸用品の在庫管理や出荷作業などを行うことになっていて、地元を中心に8人の従業員を新たに雇用しています。

(「welzo」 金尾佳文社長)
「『えびの』という地は絶対的に必要な地域だと思う。さまざまな雇用に協力できるのであれば、(事業を)より大きく広げていきたい」

えびの市と企業が、えびのインター産業団地での立地協定を締結するのは今回で4例目で、「welzo」の物流センターの本格的な稼働は、今年12月からとなっています。