実は平良選手は、6人きょうだいの長女なんです。

▼平良吏美華 「家が一番いいなと。(父:フフフ)ずっと思っていたので、家にいたかったです。それが一番安心します」
▼父・俊晴さん 「(県外に)行ってもらいたいという気持ちもあるけど、父親として考えるとまだ早いな。でも行きたいというなら…行かそうかなと思ってたんですけど、残ってくれた。父親としてはすごく嬉しかった」

▼平良吏美華 「同じ気持ち(笑)」
それでも、将来はオリンピックをめざす平良は、2年半後の大学進学では競技力向上のために県外の大学を選ぶつもりです。
「あと2年しかないな、って思い始めてきて。その2年でもっといい結果を出せたらなって思っています」
▼父・俊晴さん 「子離れできるか、頑張ります(笑)」
▼平良吏美華 「去年初めてアジアエージ(選手権)に選ばれてから、テレビの中の世界だったオリンピックが前と違った感じに見えてきて。4年後にロスオリンピックに出て、女子の短距離でも世界で戦えることを見せたいです」

県勢競泳界初のオリンピックをめざす16歳。家族とともに、さらなる高みをめざします。(取材 下地麗子)