5回目の総裁選で当選 石破氏も“重鎮詣で”

南波雅俊キャスター:
9人が立候補した自民党の総裁選。
1回目の投票は「国会議員票」と「党員投票」の合計で争われました。
▼高市早苗氏は181票、▼石破茂氏は154票、▼小泉進次郎氏は136票、▼林芳正氏は65票、▼小林鷹之氏は60票、▼茂木敏充氏は47票、▼上川陽子氏は40票、▼河野太郎氏は30票、▼加藤勝信氏は22票という結果でした。
高市氏がトップ、石破氏が2位でしたが、過半数の368票には届かなかったため決選投票が行われました。
決選投票の結果、▼石破茂氏が215票(国会議員票189、都道府県票26)を獲得して、5回目の総裁選で悲願の総裁になりました。
対して、▼高市早苗氏は194票(国会議員票173、都道府県票21)を獲得しました。

今回の選挙は「派閥解消」「派閥なき選挙」とも言われてきましたが、実際は総裁選の終盤に“重鎮詣で”が行われました。
二階元幹事長や菅前総理や麻生副総裁など、派閥やグループのトップに直接会いに行き、総裁選での支援を求めたわけです。
この動きは、票にどのような影響があったのでしょうか。