世界に先駆けて日本が認可した「レプリコンワクチン」

このmRNAワクチンの次世代型と言われているワクチンがある。

それが「レプリコンワクチン」(自己増殖型)で、mRNAワクチンの増殖力を増強し、体内でスパイクタンパクを増産し続けるように作られているという。

コロナ禍で国産ワクチンを供給的できなかった反省から、国も国産ワクチン製造に期待する中で、次のパンデミックに備えるためにようやく製造されたワクチン、それがレプリコンワクチンだ。

世界に先駆けて日本で初めて認可され、今回の定期接種で初めて使用されることになった。

アメリカで開発され、ベトナムで約1万6000人による大規模な治験が行われたレプリコンワクチン。開発国のアメリカより先に認可された背景は鋭意取材中だ。