自民党の総裁選が行われ、決戦投票の末、石破茂氏が新総裁に決まりました。岡山・香川の県民からは新たな党の顔に期待する声、体質は変わらないだろうという諦めの声、反応は様々です。

過去最多9人の候補者で争われた自民党総裁選。1回目の投票で新総裁が決まらず、高市早苗氏と石破茂氏による決選投票に持ち込まれました。

「石破茂君、215票であります」

(新総裁に選出 石破茂氏)
「国民を信じ、勇気と真心を持って真実を語り、この日本国をもう一度皆が笑顔で暮らせる安全で安心な国にするために、石破茂・全身全霊を尽くしてまいります」

なお、衆院岡山5区選出の加藤勝信氏は9位でした。党員投票の結果です。岡山県では、加藤勝信氏が高市氏と石破氏の2倍以上の票を獲得しました。投票率は、65.46%で前回とほぼ同じでした。

一方、香川県では、高市氏と石破氏が多くの票を集めました。投票率は、68.20%で、過去5回の総裁選で2番目に高いということです。

石破氏の総裁任期は、2027年9月までの3年です。石破氏は、来月1日に招集される臨時国会で、第102代内閣総理大臣に指名される見通しです。