今回の豪雨被害でも9月24日から2日間、輪島市で土砂の撤去などを行いました。
輪島市内でボランティア活動に従事 山梨大学大学院2年 木村龍生さん:
「地震があったからこそ崩れたとか弱っているところを中心に土砂が流れたというのもあると思う」
木村さんはこのほか山梨大学の西田継教授らによる研究チームの一員として地震で断水した地域へ水の提供もしています。
使用するのは東京のメーカーが開発した小型ろ過装置。
用水路や沢などから取った濁った水も飲み水や生活用水として安全なレベルに変えられるといい、持ち運びや設置が比較的簡単なことからモバイルろ過装置=「モバロカ」と名付けています。
「突然今まで使っていた水道が使えなくなったときに、いざ水が足りないと言っても準備が間に合わない。普段からいくつかの水を一緒に使えるような状況に持っていったらいいというのが私たちの考え」