「救助のリレー」で命を救いました。
サーフィン中に溺れた男性を協力して救助したとして、宮崎県内外に住む男女6人に宮崎海上保安部から感謝状が贈られました。

感謝状が贈られたのは県内外に住むサーファー6人で、26日、宮崎市で行われた贈呈式には、県内に住む鵜狩佳奈子さん、西本都美さん、前田早苗さんの3人が出席しました。


先月14日、宮崎市の木崎浜にそれぞれ訪れていた6人は、サーフィンをしていた55歳の男性が溺れた現場に居合わせました。


6人は協力して男性を砂浜まで搬送したり、119番通報をしたりしたほか、男性の呼吸や脈が確認できなかったため、心臓マッサージをするなどして、駆け付けた消防隊員に引き継ぎました。

6人よる「救助のリレー」で一命をとりとめた男性は、現在、仕事に復帰するほどまで回復しているということです。


(感謝状が贈られた 鵜狩佳奈子さん)
「結構、皆さん気づいていて、岸にいる方も、海にいる方たちもすぐ上がって来て、みんながそれぞれ自分ができることをして助かったのかなと思います」


(感謝状が贈られた 西本都美さん)
「好きなものが一緒で、環境が好きな人が集まると、自然にコミュニケーションも取れて、助け合えるものなんだなと実感しました」


今回、贈呈式に出席できなかった県外在住の3人には、後日、感謝状が送付される予定だということです。