「温湯処理」でカキの殻についているものが…
実験の結果「温湯処理」をすると、カキの殻に付着している生物が取り除かれ3割ほど身の重量が増えたことが確認されました。また、カキの身に含まれる必須脂肪酸のEPAやDHAが15%ほど増加することも分かりました。

東北大学工学研究科 坂巻隆史准教授:
「カキの成長が良くなることは経験的に漁師も分かっていたがどれくらい、いつ良くなるかというのを定量的に示した。量だけではなくカキの品質が良くなる、栄養価が上昇する人間にとっても、そういう結果を導けた」

さらに、カキを育てる漁場にとっても良い効果が…。