新潟市水族館マリンピア日本海は27日、飼育展示していたゴマフアザラシ『ピュア』が死亡したと発表しました。
ゴマフアザラシ『ピュア』は、父『ホゴ』と母『セイコ』の間に生まれたメスで、2007年3月29日にマリンピア日本海で誕生しました。
9月24日から食欲がなくなり、9月26日朝に急に体調が悪くなり死亡したということです。死因は急性心不全でした。
マリンピア日本海によりますと、ピュアは毎年、何日も餌を食べなくなることがあって心配することが多いアザラシでしたが、眼の上の眉毛のような模様がチャームポイントで、多くの人から親しまれてきたということです。
これでマリンピア日本海で飼育されているゴマフアザラシは6頭となりました。
ゴマフアザラシとは
標準和名:ゴマフアザラシ / 学名:Phoca largha /英名:Spotted seal
分類:食肉目アザラシ科
分布:オホーツク海、ベーリング海、日本海北部、渤海、黄海。日本国内では北海道北部から東部にかけて生息、繁殖する。冬季には新潟沿岸に来遊し目撃されることもある。
形態:オス 体長 約1.5~1.7 m、体重 約90~110kg、メス 体長 約1.4~1.6 m、体重 約60~110kg
寿命:野生下では、オスが約26~29歳、メスが約32~35歳。
なお、日本国内におけるゴマフアザラシの飼育状況は、(公社)日本動物園水族館協会のゴマフアザラシ国内血統登録(2023年)によると、2023年12月31 日時点、国内で飼育(生存)している個体数は飼育個体数 270個体だということです。(オス120個体、メス150個体)
  













