復興支援道路として2021年に全線開通した宮古盛岡横断道路に待避所を整備するため、利用者の声を反映させる現地調査が宮古市で行われました。

この調査は岩手県が企画したもので、26日は道路利用者でつくる女性の団体やバス事業者ら合わせて10人が参加しました。
県によりますと、宮古盛岡横断道路については速度の遅い車が道を譲るポイントや、大型車両が停車できるスペースを求める要望が寄せられているとして、宮古から盛岡へ向かう上り車線の2か所に「ゆずりポイント」と呼ばれる待避所を整備する予定です。

26日の調査で建設予定地や出入口について参加者から聞き取った意見を踏まえて、県は10月の着工、年内の整備完了を目指しています。