農家との対話を通して大学生が地域の実情を学び、豊かな社会を考える授業が岩手県岩手町で行われました。

この授業は岩手大学とJT=日本たばこ産業が、共同で学生に豊かな社会を築く力を養ってもらおうと企画しました。
学生たちは24日から27日までの4日間の授業の中で、先入観や偏見にとらわれず多様な視点からものごとを考え実践する重要性を学んでいます。


26日の授業には岩手町で葉タバコを生産する農家4人が招かれました。
岩手県は葉タバコ農家の数が全国1位で生産量も全国2位となっています。
学生たちは6つのグループに分かれ、農家の仕事や生活を聞きました。

(学生は)
「一種の農業として協力的に取り組んでいるところは、地域としてのあり方とか人とのつながりとかの学びを得た」
(農家は)
「全国のタバコ農家全員仲間、一つの家族みたいなものなので、仲間とのつながりを大切にすることを伝えられた」

学生たちは葉タバコ農家との対話を通して地域を支える農業に理解を深めていました。