富山県消防学校の卒業式が26日行われ、厳しい訓練を積んできた初任科生たちが人命救助の道への第一歩を踏み出しました。

消防学校を卒業したのは、県内の自治体で消防士として採用され、ことし4月に県消防学校に入校した初任科生41人です。

卒業式では半年間、厳しい訓練を積んできた初任科生ひとりひとりに卒業証書が手渡されたあと、浅岡幸信校長が「地域住民の期待と信頼にこたえられる消防人に成長し、活躍することを願います」と訓示しました。

続いて卒業生を代表して、富山市消防局に配属される宮本光さんが決意を述べました。

宮本光さん:「今後は住民の生命、身体、財産を守るという崇高な責務を果たせるよう全力で取り組み、悔いのない消防人生を突き進んでいきます」

卒業生たちはそれぞれの配属先で研修を受けたあと10月から、職務にあたるということです。