ハンバーガー自販機との出会いは2011年でした。
鎌田さんは東日本大震災の津波で店が被災し、一時は廃業を覚悟しました。

しかし、盛岡市に向かう道中で偶然見つけたハンバーガー自販機との出会いが運命を変えます。

(鎌田英司社長)
「昔から自分自体がハンバーガーの自販機好きだったから食べてみて、そしたらすごく勇気が出てきて。なんかハンバーガーの自販機に押されるような形というか
商売頑張ってみろみたいな」

鎌田さんは、再建する新しい店には自分を勇気づけてくれたハンバーガーの自販機をどうしても置きたいと思い、青森県にいた自販機の所有者を探し当てて、譲ってくれるよう交渉しました。