沖縄で古くから受け継がれている鶏の品種「チャーン」の美しい鳴き声を鑑賞する催しが沖縄市で開かれました。

「チャーン鶏鳴(けいめい)大会」は、唄をうたっているようと表現されるチャーンの魅力を広く知ってもらおうと沖縄こどもの国が開催したもので、県内の愛好家が飼育している25羽のチャーンが美しい鳴き声を響かせました。



琉球王朝時代に中国から伝わったとされるチャーンは県の天然記念物にも指定されていて、その鳴き声は琉球音楽の原点になったとも言われています。

チャーンは近年飼育数が減少傾向にあることから、愛好家はこのような機会に関心を持ってもらい、保存と継承につなげていきたいと話していました。