2023年1年間の平均給与 過去最高に

国税庁が2024年9月25日に公表した「民間給与実態統計」によりますと、民間企業で働く人の2023年1年間の平均給与は、2022年より0.4%増加して460万円でした。増加は3年連続で、比較できる2014年以降、過去最高です。
金融業 男性(20代)
「基本給が給与改定で一律全員2万円くらい上がった。生活費と食事代とか上がってるのでやっぱり贅沢はできない」

男女別では男性が569万円、女性が316万円。格差は2022年より3万円広がり、4年連続で拡大しました。
職種別では正社員が530万円、パートやアルバイトなど非正規雇用は202万円となっています。
コールセンター派遣社員(40代)
「同じ仕事内容なら同じ給料もらえたら派遣の身としてはうれしいです。(給料が上がったら)お肉とうなぎが食べたいです」
アルバイトに転職して収入が下がったという人は…
アパレル アルバイト(30代)
「『どういう環境で働くか』が優先だったので、苦しさは正直あるんですけど充実感が全然違うので、転職して嫌だとは思ってないです」