新総裁には石破 茂氏
自民党の総裁選挙は決選投票の結果、石破茂元幹事長が過半数を獲得し新たな総裁に選出されました。5回目の挑戦で初めての勝利です。
投票の結果、高市氏は国会議員173票、地方票21の合計194票でした。石破氏は国会議員189票、地方票26の合計215票でした。
“三つ巴”の戦いか
JNNの最終盤の情勢調査では、▼石破元幹事長、▼高市経済安全保障担当大臣、▼小泉元環境大臣の3人がトップを競っていますが、いずれの候補も過半数を得ることはできず、この3人のうち2人による決選投票にもつれこむのが確実な情勢です。
こうした中、昨夜、麻生副総裁が一部の麻生派の議員に連絡し、高市氏に投票するよう伝えたことが関係者への取材で分かりました。
一方、参院幹部はJNNの取材に対し、「すべての参院議員に、決選投票では石破氏に入れるように働きかけている」と話しています。
小泉氏の陣営も議員票の積み増しが進み、他の候補に差をつけて議員票でトップを取ることに自信を見せています。
自民党総裁選 候補者は?
9月27日に行われる自民党総裁選には、過去最多の9人が立候補しています。
(以下、届け出順)
高市早苗経済安保担当大臣
小林鷹之前経済安保担当大臣
林芳正官房長官
小泉進次郎元環境大臣
上川陽子外務大臣
加藤勝信元官房長官
河野太郎デジタル大臣
石破茂元幹事長
茂木敏充幹事長